ドーピングについて

酸素カプセルはドーピングに当たるのか?

「酸素カプセル」は「ドーピング(禁止薬物)に該当するのではないか?」と一時問題になりました。

 

2008年11月21日、世界アンチドーピング機構(WADA)と日本アンチドーピング機構(JADA)は、ドリームプラスを初めとする「空気圧式カプセル」はドーピング検査の対象にはならないので、使用を禁止しないとの発表がありました。

ドリームプラス 酸素カプセル

空気圧式カプセルと高濃度酸素カプセルの違い

一般に利用できる酸素カプセルは、ドリームプラスの様な普通の空気を使用する空気圧式カプセルと高濃度酸素を使用する高濃度酸素カプセルとの2種類があります。

空気圧式カプセル(ドリームプラスはこちらに属します)

自然の大気を使用し、酸素を取り込みやすい環境づくりが目的

高濃度カプセル

より高濃度の酸素を直接吸入する事が目的

空気圧式カプセルはドーピングに当たらない

 

世界アンチドーピング機関(WADA)規定の2008年禁止表国際基準には「酸素摂取や酸素運搬、酸素供給を人為的に促進すること」が含まれています。

ただし、ドリームプラスのような空気圧式カプセルは、人為的に酸素を供給するというよりは、酸素を取り込みやすい環境をつくっているだけであり、いわゆる高地トレーニングと同様との見解で、上記の規定には属さないと、2008年11月21日に空気圧式カプセルはドーピング検査の対象にはならないので、使用を禁止しないとの発表がありました。

今では、JOCや高野連などの数多くのスポーツ団体、スポーツ選手が安心して使用しておられます。